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Q.嫌!?
A.嫌ですよ。記念なんてクセのある人ばっかりやもん(笑)。特にあの頃のSGとかG1なんてクセの固まりみたいなところですからね。やっぱり一人で行くのは嫌でしたよ。

Q.孤軍奮闘で三重支部の牙城を守っている印象でした。
A.記念走ってる頃はとにかく必死でしたからね。なんとか三重から次の世代が出てくるまで頑張ろうと思って。井口(佳典)が記念の常連になってきたのが、たしか05年ぐらいからでしょ。それまではとにかく必死でしたね。うまいこと井口にバトンタッチできたからよかったけど。

Q.バトンタッチせずに二枚看板でもよかったんですが……。
A.いやいや、僕は僕なりに頑張ってきて、自分の中では「こんだけやったら、もう結構イケとるんやないかな」と思っとるんやけどね(笑)。
ボートレーサーってシーズンオフがないんで、ストレス溜めた生活を5年も10年も続けてたらさすがにキツいですよ。SGに何年もずっと出続けとるようなヤツは、あれは怪物(笑)。松井(繁)なんかほんま怪物。あいつの努力はケタが違うんですよ。実力があって、なおかつ努力もして、しかもストレスを跳ね返せる力があるから、毎年賞金王(グランプリ)に行けるんですよね。僕の同期の植木(通彦)なんかでも辞めてしまいよったでしょ。トップの位置で10年も20年もやるのはほんと大変なんですよ。


Q.森選手の目から見て、現状の三重支部をどう感じていますか?
A.昔は記念を走るような人が少なかったけど、今は井口をはじめとして、黒崎(竜也)、坂口(周)、高沖(健太)、安達(裕樹)とか、80期台から90期台前半あたりの、あの世代で稼げる選手が増えて、そいつらがお互いに競争してるっていう状況で、すごく良いと思います。人数が少ない支部やけど、割合でいったら相当良いと思いますよ。

Q.森選手からバトンを受け継いだ世代が活躍していますね。
A.ただその次の世代が心配やね。今年はヤングダービーに出とるのが新田(雄史)と西川(昌希)の2人だけでしょ。20代の若い世代がちょっと弱いかなぁっていう感じがしますね。もっと頑張ったら何とかなるやつがいっぱいおるのかなぁと思うんですけど。だから今はちょっと心配。

Q.若い世代にアドバイスを送るなら?
A.今の若い子らは練習が甘いんですよね。考え方が甘いと思います。若い子らにテレビもなし、車もなし、携帯もなしで生活しろっていっても無理なことやないですか。それはこの子らが生まれる前からあったことやからね。でも僕らはそこを我慢して練習しなさいっていうことを教えてるんです。

Q.失うものがあって得るものがある。
A.ボートの選手はプロっていっても、斡旋をもらう立場なんでね。例えば相撲みたいに番付を上げたりとか、ゴルフみたいに自分で出場権を取るとかいう問題じゃなくてね。必ず仕事をもらえる立場なんで、ぬるま湯に浸かっとるっていう感覚ですよね。普通に走ってれば食べていくのには苦労しないわけやから。

Q.勝てる選手になるには高い意識が必要。
A.デビューしてからしばらくの時期が、ほんとは一番頑張らなあかん時期なんですね。やまとの学校におるときは朝6時に叩き起こされて、寝るまで訓練なわけですよね。さすがにそこまでしろとは言わんけど、自分でなんとかせん限り、前には進めないですよね。
若いうちに一旦グーンと成績が上がってしまえば、そのあと多少楽をしても、ある程度キープはできるんですよ。だからそこまで上げてくるまでに頑張ってやらないと、その上もないし、その横もないんやね。それに早く気付くように、これからも指導していこうと思います。